■2色成形について
異なる樹脂材料どうしを組合せ、一体化させる成形工法となります。
異材質どうしを様々な各種工法により1サイクルで成形する事で、
コスト削減・品質向上・新しい機能設計が実現出来ます。
特に当社では特徴として大型の2色成形機を多数保有しております。
■樹脂2色成形機
・成形機保有台数:100t~800tクラス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12台
■2色成形のメリット
・機能性を付与させる事が可能。
・加飾性を付与させる事が可能。
・コストが削減できる。
■2色成形におけるプラスチックの相性
※当社での経験を基に作成しており、密着度・相性を保証するものではありません。
(メーカーやグレードにより異なる場合があるため)
■2色成形工法一覧
■事例集
【機能性付与】
●掃除機 ローラー部品
PP材とTPO材(エラストマー)の2色成形品で、車輪部分とタイヤ部分を構成しています。
●自動車用 サイドスポイラー部品
PP材とTPO材(エラストマー)のDSI成形品で、構造体とシール部分を一体化しています。
●建機用 エアコンルーバー部品
ABS材とPOM材の型内組立色成形により、ルーバー構造品を成形+組立て工程を金型内で1サイクルで行う事でコスト削減、ルーバーの強度付与が実現。
●マッサージ機 リモコントレー部品
PP材とTPE材(エラストマー)のサンドイッチコアバースト成形により、
軟質層と硬質層を分布させています。
【加飾性付与】
●家電 LED表示部品
着色材と透明材の組み合わせで、機能のLED表示に使われております。
●自動車 内装部品
硬質層と軟質透明層の2色成形により、奥行き感と高級感のある仕様となっております。
●加飾部品
色違いの同材質を一体化しています。